職場でのストレスのほとんどは、人間関係が原因と言われています。昨今言われているブラック企業のような会社でも、同僚との結束が固ければ、つらいことも乗り越えられてしまう。逆に、上司や同僚と気が合わない場合には、特に業務内容に不満がなくても会社に行きたくなくなります。
このように人間関係とは、人が生きていくうえでとても重要であり、また、引き寄せの法則を活用して比較的簡単に改善できる部分でもあります。
気の合わない人に意識を集中しない
職場に嫌な上司や同僚がいると、その人の言動にいちいち注目してしまいがちです。しかしこれは引き寄せの法則の観点から言うと逆効果で、彼らの言動をエスカレートさせてしまう原因になります。
引き寄せの法則は、「一定の時間、思考を傾けたものと似たものを引き寄せる」という法則ですから、あなたが嫌な上司や同僚の言動に思考を集中させれば、当然引き寄せの法則がそれに働き、さらにあなたを嫌な気持ちにさせるんものを引き寄せます。
気の合わない人間とは、物理的にも精神的にも距離を取りましょう。彼らの言動にいちいち反応してしまうのは逆効果です。無関心でいるように心がけましょう。
同じ職場にいればそんなことは不可能だと思うかもしれませんが、それは顕在意識で判断していることです。引き寄せの法則はいつでもどこでも働いています。あなたが(よくも悪くも)関心を持っていることはあなたに引き寄せられ、無関心なことはあなたから離れていきます。
もしかしたら嫌な上司・同僚が異動になるかもしれませんし、会社を辞めていくかもしれません。またはあなた自身が昇進して他部署に異動したり、もっといい条件でほかの会社に引き抜かれるかもしれません。潜在意識がどのように解決するかは分かりませんが、すべて潜在意識にまかせて、あなたはただ気の合わない人に無関心でいることを心がけましょう。
[ad#adsense-middle]仲のいい人に感謝の気持ちを伝える
職場の仲のいい人、いつもよくしてくれる上司、またそれだけでなくいつもあなたを大切にしてくれる家族や友人に感謝の気持ちを持ちましょう。心の中で「ありがとう」と唱え、またできれば、直接言葉で伝えるようにしてください。
アファメーションの一種で、「ありがとう、ありがとう、ありがとう、…」と何回も唱えているだけで人生がいい方向に激変したという話もあるように、感謝の気持ちはそれだけであなたの人生をいい方向に変えてくれます。
気の合わない人のことを考えてモヤモヤとした気分でいるより、あなたの大切な人たちを思いながらウキウキを生活していた方が、人間関係だけでなくお金や幸せな恋愛まで引き寄せられてきます。
周りの人にできるだけ「ありがとう」と伝えるよう毎日の生活の中で習慣づけてください。
「理想の職場」のイメージを具体的に
引き寄せの法則の観点から考えると、現在の職場の雰囲気がよくないからと言って、その具体的な解決策を講じようとするのはあまりお勧めできません。
また「あの人さえいなければ…」などと特定の人にフォーカスしてしまうのも、さらにその人の影響を受けてしまう結果になりますので控えてください。
職場の中の、あなたに合わない部分にはつとめて無関心でいるように心がけて、和気あいあいと目標に向かって職場の全員で切磋琢磨できているだとか、あなたが理想とする職場のイメージを具体的に持てるようにしましょう。
いらないものに注意を払わず、ほしいものについて考える時間を多く持てるように心がけてください。数週間後、数か月後、気が付けば職場の人間関係が劇的に変わっているかもしれませんよ。