潜在意識を味方につける瞑想法と実践時のコツ

2016.04.02 2022.08.14 引き寄せの法則

多くの企業経営者やアスリートが取り入れていることで、瞑想は以前よりも一般的なものになりました。

瞑想をすると潜在意識が活性化され、普段の思考がポジティブな方向で安定します。いったん思考が安定すれば、願望が叶いやすくなるだけでなく、自然と自分にとって幸せなものを引き寄せられる「引き寄せ体質」になれます。

潜在意識に願いを届ける丹田呼吸瞑想法

瞑想して潜在意識が活性化した状態で、願望をビジュアライゼーション(イメージング)で潜在意識に伝えると、潜在意識はその願望を実現させるために動き出します。その多くの場合は、およそあなたが想像もつかないような展開で願いが叶えられるでしょう。

私は、願望を叶えるための瞑想法として丹田呼吸瞑想法をオススメしています。

丹田呼吸瞑想法とは、身体の中の気が集まる丹田という場所に空気を送り込むように行う呼吸法で、この呼吸法のあとにビジュアライゼーションによって願望を潜在意識に伝えることで願望の実現を引き寄せることができます。

丹田呼吸瞑想法のやり方

  1. 椅子または床などに楽な姿勢であぐらをかいて座り目をつむります。そして、手のひらを上にして手を膝の上に置いてください。猫背になると呼吸が浅くなりますので、できるだけ背筋を伸ばすように注意しましょう。
  2. おへその5㎝ほど下、お腹と背中の間(体内)にある丹田に意識を集中します。そして、丹田から口に向けて空気を押し出すようにゆっくりと息を吐きます。吐き切ったら、2~3秒息を止めます。
  3. 次に、鼻から丹田に向けて空気を送り込むように意識しながら空気をゆっくり吸い込みます。お腹が膨れてこれ以上吸いこめないという状態になったら、また2~3秒息を止めます。
  4. 吐いて吸ってを1セットとして30回を目安に行ってください。呼吸は必ずはじめに吐く方から始めてください。吸うことから始めると呼吸が浅くなる恐れがあります。

丹田呼吸をしていると、20回を過ぎたあたりから意識が沈み込んでいくような感覚があったり、目をつむった暗闇の中に丹光という緑や紫などの丸い光が見えることがあります。諸説ありますが、これらは潜在意識につながったときに起こる反応だととらえて頂ければと思いうます。

30回呼吸を繰り返しても感覚的にしっくりこない、という場合は引き続き丹田呼吸を繰り返してみてください。半分寝ているような起きているような感じで気分が落ち着いてくるまで続けてみましょう。

丹田呼吸が終わったら、うっすら目を開けるか、目を閉じた状態で願望を映像化してイメージします(ビジュアライゼーション)。ビジュアライゼーションを行うときは、その映像の中のできごとが今まさに起こっていると実感を伴っていることが重要です。

全身にゾワゾワとした感覚があったり、鳥肌が立ったり、涙が出てきたりすれば潜在意識が願望を受け取った合図です。

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静かな場所・楽な服装で

瞑想はできるだけ静かな場所で、パジャマなど楽な服装で行うようにしましょう。

服装に関しては特に問題ないかと思いますが、居住環境や家庭の事情などで静かな場所を確保するのが難しい場合があるかもしれません。

そういった場合はイヤホンで好きな音楽を聴きながら行うのがよいでしょう。できるだけゆったりしたリズムで歌が入っていないインストゥルメンタルのものがいいでしょう。

周囲の雑音が気になる場合の対策として私がおすすめするのは、ソルフェジオ周波数です。ソルフェジオ周波数の音源を聞きながら瞑想を行うことで、潜在意識の活性化を助けることができます。

起床直後・就寝前の時間帯が効果的

起床直後と就寝前は、特に潜在意識とつながりやすい時間帯だと言われています。ですので、この時間帯を利用して瞑想を行うと潜在意識の活性化に効果的です。

起床直後にベッドの中で寝ながら瞑想したり、夜寝る前に本日ご紹介した丹田呼吸瞑想法を行うなどして、ご自分のライフスタイルに合った形で習慣化していって頂ければと思います。

以上が、潜在意識を味方につける瞑想法を、その実践時のコツです。願望達成や幸せを引き寄せるのに瞑想は非常に効果的ですが、実践しなければその効果を感じることはもちろんできません。

はじめは無理のない範囲でかまいませんので、生活の中に瞑想を取り入れていって頂ければと思います。

photo credit: A Subconscious Past Study via photopin (license)

PS:このブログでは引き寄せ初心者の方に向けて、引き寄せの法則を分かりやすくお伝えしています。「引き寄せについてもっと知りたい」「引き寄せるための思考・習慣を身につけたい」という方に向けた情報は、noteで発信しています。マガジンでは過去の有料記事もすべて読めるようにしています。