こんなはずじゃなかった、こんなところで終わりたくない…

現在の人生に不満を抱える人にとって、潜在意識や引き寄せの法則は、人生を劇的に変えるための重要なツールになりえます。

本日は、潜在意識を活用して人生を変えるためのイメージングの方法についてご紹介していきたいと思います。

潜在意識につながりやすくなる丹田呼吸法

まずは、潜在意識とつながりやすくなるために丹田呼吸をマスターしましょう。

人間は通常、腹式呼吸または胸式呼吸をしています。

あなたは呼吸をするとき、お腹が動いていますか？
それとも胸が動いていますか？

お腹が動いているのなら腹式呼吸、胸が動いているのなら胸式呼吸です。

一般的に女性は胸式呼吸をしている人が多いということですが、横隔膜を大きく動かす腹式呼吸と違い、胸式呼吸は呼吸が浅くなりがちです。

なるべく普段の生活から腹式呼吸を意識してみてください。

丹田呼吸とは、腹式呼吸ととてもよく似た呼吸法です。

腹式呼吸の場合、息を吸ったり吐いたりするときに特に意識をすることはありませんが、丹田呼吸の場合は、息を吸ったり吐いたりするときに、丹田という身体の部位を意識して呼吸をすることになります。

おへその下に、指を4本当ててみてください。

丹田は、そうしたときのあなたの小指のところを、さらに体内に5㎝ほど入ったところにあります。

身体の中心にあるような感じですね。

あぐらなどの楽な姿勢で座り、目をつむります。

丹田の位置に意識を集めてください。

その状態で、お腹の筋肉で下から上に、丹田から口の方へ息を押し上げるようにして口から息を吐いていきます。

息を吐き切ってお腹がぺたんこになったら、その状態で2～3秒息を止めます。

それから、鼻と丹田のつながりを意識して、鼻から丹田に空気を送り込むような意識で鼻から息を吸います。

お腹がパンパンになってこれ以上吸えない状態になったら、また2～3秒息を止めます。

その後、また上記のような感じで口から息を吐きます。

これを30回ほど繰り返すと、潜在意識が活性化し、顕在意識からコンタクトしやすい状態になります。

願望が実現したあとの「ある1日」をイメージする

丹田呼吸で潜在意識とつながりやすい状態になったら、あなたが今後の人生でどうなっていきたいのかをイメージとして潜在意識に伝えていきます。

コツとしては、あなたの願望が実現したあとの「ある1日」の流れでイメージすることです。

願望が実現したら、あなたは朝起きてから夜寝るまでをどのように過ごすでしょうか？

たとえば裕福に暮らすのに十分なお金があったら、好きな人にとても深く愛され一緒に暮らすことができたら、どのように1日を過ごしているでしょうか？

あなたの考える理想的な1日を、より鮮明にイメージしてください。

この丹田呼吸とイメージングのセットを毎日実践していくことで、思考の状態が整い、願望が引き寄せられてきます。

願望を実現するためには、思考を一定の時間・一定の方向で保つことが大切です。

丹田呼吸＆イメージングを実践している間はもちろん、これらの方法によって気持ちが安定してくることで、願望に思考を向けやすくなりますので、その意味でも願望の実現に効果的です。

おまけ：イメージングをはじめる前に…

イメージングをはじめる前に、ぜひあなたにやって頂きたいことがあります。

それは、あなた自身を許すことです。

丹田呼吸をしていると、忘れていたような過去の記憶が次々と浮かんでくることがあります。

その中には、こんなことをしてしまった、あんなことを言ってしまった、または誰かにひどいことをされたり言われたりしたというような、あなたを後悔させたり悲しませたりするようなできごともあります。

それらは、あなたを苦しめるために浮かんできているのではありません。

あなたに受け入れられ、許されるために沸いてきたととらえてください。

それらの経験が、今のあなたを形作り、今日まで生かしてくれました。

その一つ一つを受け入れ、許し、感謝すること、それだけで実は人生は劇的に変わるのかもしれません。

恨みつらみを抱えながらイメージングをしても、なかなか引き寄せはうまくいきません。

それらの傷があるからこそ、あなたはその方向に人生を進めたくないと知ることができます。

しかしそれらがつらかったことも事実です。

まずはそれらがあなたを傷つけたこと、それによって傷ついた自分を受け入れてください。

あなたは弱いから傷ついたのではありません。

ですからそのできごと、傷ついたあなた自身を許してください。その上で、自分に人生の方向を教えてくれたこと、これまで生きてきてくれた自分自身や助けてくれた周りの人やものに対して感謝してください。

これができれば、願望実現はすぐそこまできていますよ。