自己暗示で潜在意識の信念を書き換える方法

2016.04.25 2022.11.24 引き寄せの法則

自分の今の人生に満足できていない、今の自分をとても幸せだとは思えない…多くの人が多かれ少なかれそのような想いを抱きながら、毎日を送っています。

ではなぜ、そんなにたくさんの人が自分のことを幸せとは思えないのでしょうか? それは過去の失敗や挫折などといった経験から、自分の限界を決めてしまい「自分にはできない」とどんどん可能性を狭めていってしまうからです。そして、そうやって培っていった考えはやがて信念としてあなたの潜在意識にまで刷り込まれていきます。

今回は、そんな過去の失敗によって潜在意識の中に作り上げてしまった信念を、自己暗示によって新しいものに書き換える方法についてご紹介していきます。

言葉による自己暗示

試しに「ツイてる!」と何度もつぶやいてみてください。しばらくつぶやいていると、なんだか気分が軽くなってくるのではないでしょうか?人によっては、ほんの数回つぶやいてだけでなんとなく気分に変化を感じることができるかもしれません。

このように言葉というものには、私たちの精神に働きかける計り知れない力があります。この力を利用することで、自己暗示をかけ、自分自身の信念を変えてしまうことだってできるわけです。

潜在意識の信念を書き換えるのには、大きく分けて言葉による方法とイメージによる方法があります。

あなたのなりたい姿などをイメージして、そのイメージを潜在意識に伝えることにより信念を書き換えるという方法も非常に効果的ではあるのですが、たとえば中には、お金持ちになりたい人が「年収3000万円の自分の姿をイメージできない」という場合もあるわけです。

しかし言葉であれば、イメージができなくとも自由になるわけです。年収3000万円の自分の姿がイメージできなくても「私は年収3000万円だ」と言葉にすることはできます。

こういった自分の願望を言葉にして、何度も声に出し、そして何度も自分の声を耳で聞くことを繰り返してください。はじめのうちは潜在意識の抵抗があるかもしれません。それでも根気よく繰り返すことで、やがて潜在意識がその言葉を受け入れ、新しい信念とすることができるのです。

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鏡の前でやってみよう

鏡の前で「お前は誰だ」と繰り返し言っていると次第に自分が誰か分からなくなる、という話を聞いたことがないでしょうか?ちょっとオカルト的な話として紹介されることが多いので、今からこれと似たようなやり方をご紹介しますというと怖がる人もいるかもしれません。

しかし鏡の中の自分に語りかけるのは、潜在意識の信念を書きかけるのにとても効果的です。人によっていろいろな解釈があるようですが、私としては、鏡の中の自分を見ることで、自分という人間をしっかり認識し「他の誰でもなく、自分に語りかけている」ということが潜在意識にもより伝わるからではないかと考えています。

起床直後と就寝前に、それぞれ100回ずつ「私は○○だ」と唱えてみてください。できればただ唱えるだけでなく、感情を込めて唱えることができれば一層効果的です。

人間は1日に6万回思考をしています。しかしその多くはただぼんやりと思考を垂れ流していることがほとんどです。そんな中で、朝と夜の200回だけでも、鏡の中の自分に向かって強い思考と言葉を投げかけることは、思考を自分自身でコントロールするためには大いに効果があるのです。

毎日続けることの重要性

嫌なことがあっても一晩寝ればすっきりしている、という経験はありませんか? こういった心の仕組みはありがたいことではありますが、同時に自己暗示をかけるという意味では邪魔になります。というのも、寝ることで自己暗示の効果が弱まってしまうからです。

ですから自己暗示が定着するまで、継続して行う必要があります。はじめのうちは「私は○○だ」と唱えると恥ずかしく感じたり「そんなことない!」と反発するような気持ちが沸いてくるかもしれません。

それでも根気よく毎日続けていることで、次第に潜在意識が新しい信念を受け入れるようになります。新しい信念が定着すれば、あなたの生活が目に見えて変わるでしょう。鏡の前での自己暗示を習慣にして、その日が来るのを楽しみに待ちましょう。

photo credit: admiration via photopin (license)

PS:このブログでは引き寄せ初心者の方に向けて、引き寄せの法則を分かりやすくお伝えしています。「引き寄せについてもっと知りたい」「引き寄せるための思考・習慣を身につけたい」という方に向けた情報は、noteで発信しています。マガジンでは過去の有料記事もすべて読めるようにしています。