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願望を達成するコツは「強く」「何度も」「行動」

2016.07.17 2024.07.23 引き寄せの法則

潜在意識で願望を叶えるコツは、「強く」「何度も」イメージすることです。

そのため、願望があなたにとって重要であればあるほど、その願望は叶いやすいと言えます。あきらめたくてもあきらめられない、忘れたくても忘れられないというような願望こそ、潜在意識は強力に現実に引き寄せるのです。

逆に、「こうだったらいいな」くらいでは、何度イメージしたところで願望実現は難しいでしょう。

引き寄せの法則関連の掲示板で「モチベーションが上がりました」というような書き込みをよく見かけますが、そもそもモチベーションが問題になるような時点で、その願望はその人にとってあまり重要でない可能性があります。そのためどんなメソッドを試したところで、たいした効果は表れないのです。

強いイメージ=臨場感のあるイメージ

強いイメージができれば、たとえ1回しかイメージングしなくても叶うことがあります。書籍『誰でも「引き寄せ」に成功するシンプルな法則(2013年/講談社)』の著者である水谷友紀子さんは、何度もイメージするのではなく、強烈に1回イメージすることで、結婚相手や留学、お金などを引き寄せています。

さて、ここで言う「強いイメージ」とは一体どんなものなのでしょうか? 結論から言ってしまえば、強いイメージとは「臨場感のあるイメージ」のことです。

「臨場感」とは、そのイメージへの感情移入のことを言います。おもしろい映画を観ているときのことを想像してください。ホラー映画だったら、突然何か飛び出してくるかもとドキドキしますよね。アクション映画であれば、主人公が時限爆弾のタイマーを止めることができるのかとハラハラしますし、ラブストーリーであればハッピーエンドに涙するかもしれません。

反対につまらない映画を観ているときは、安っぽいストーリー展開に苦笑いしたり、「この後何しようかな」と他のことを考えたり、ストーリーに引き込まれることはありません。

「臨場感を持つ」とは、このように映画を観ているときのような感覚だと思ってください。この臨場感=感情移入の度合いが強いほど、イメージは強力に現実に引き寄せられます。

ですから、あなたのイメージにあなた自身が引き込まれ夢中になれれば、それはものすごいスピードで現実に引き寄せられてきます。そしてそれは、とても簡単なことなのです。なぜなら、イメージはあなたの願望だからです。引き込まれないはずがないのですよね。

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寝ても覚めてもイメージする

仏教・曹洞宗の開祖である道元は、次のような言葉を残していると言われています。

何かを望むなら、その事柄を寝ても覚めても、ひたすら想い続けよ
そうすれば、たとえ、よこしまな思いでも叶えられる

その願望が社会的に広く賛同を得るものでも、逆に社会的倫理観に反するものだとしても、その願望について何度も思考すれば、それは現実に引き寄せられる。道元の言葉は、潜在意識と引き寄せの法則についてとても的確に表現しているように思います。

イメージに臨場感を持つのと同様に、何度も何度もイメージすることは願望達成においてとても大切なことです。

有名な願望達成法に199式というものがあります。某掲示板に現れた199さんは、ひたすら裕福になることを目標にアファメーションし続け、その結果毎日遊んでいるにも関わらず毎月300万円の収入が入るようになったそうです。

この199さんのように、暇さえあれば願望をイメージすることを続けていると、潜在意識があなたの願望が何かを把握するようになります。199さんは「しつこいくらいアファメーションした」と言っていますが、うまくイメージができない場合には199さんのようにアファメーションを中心に取り組んでも大丈夫です。

人間が1日にする思考に「質」と「量」があると考えてください。イメージの質とはすなわち「臨場感」、量とはそのまま「回数」のことです。言うまでもないかもしれませんが、もちろん臨場感の高いイメージを何回もするというのが最強の引き寄せ法です。

しかし、たとえばイメージがうまくできない(=臨場感のあるイメージができない)、何度もイメージする時間的余裕がないというときには、どちらか一方でもう一方を補完することができるということを忘れないで頂ければと思います。

行動は強力な創造である

最後に、私の好きな言葉で、「行動は強力な創造である」というものがあります。これはたしか書籍『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話(2007年/SBクリエイティブ株式会社)』の中に出てくる言葉だったと思うのですが、これは願望を実現する上での心構えを的確に表しています。

いくら願望を持っていても、行動が伴わないことには実現はしません。こう書くと「願望を実現するためには努力をしなければいけないということ」と勘違いしてしまうかもしれませんが、そうではありません。

このブログでもう何度もお伝えしているかもしれませんが、願望を叶えるために現実世界で無理やり行動を起こしても意味はありません。それどころか、余計に事態を悪化させてしまうことにもなりかねません。

ここで言う「行動」とは、潜在意識を活用して願望を引き寄せるための行動、すなわち丹田呼吸瞑想法やイメージング、アファメーション、断言法などのメソッドの実践のことを言います。

いくら願望を持っていてもたまにしかイメージングをしなかったり、アファメーションをめんどくさがったりしていると、潜在意識はあなたが何を望んでいるのか認識できなくなってしまいます。

そうでなくとも、私たちの思考は日常のあらゆるものに流されて、いろいろな対象に臨場感を持ったり、ほしくないもの(苦い過去の記憶など)を何度も思い出したりしています。そうやって思考をおもむくままにしておくということは、潜在意識に進むべき方向を見失わせることに他なりません。

行動は強力な創造です。イメージングやアファメーションは、強力にあなたの願望を引き寄せます。はじめのうちは「こんなことに本当に効果があるんだろうか?」と思われるかもしれません。それでも続けてください。そうしていると、ある日突然予想もしないような展開であなたの身に嬉しいことが降りかかります。

しかしそのためには、臨場感を持って、何度もイメージすることが大切です。言い換えれば、イメージをあなたが臨場感を十分に持てるほど、何度も楽しみたくなるほど面白いものに作り上げていけばいいのです。

それができれば、「やらなくては」と思ってイメージするのではなく、「やりたくて」イメージするようになります。そうなれば、願望の実現はもはや時間の問題です。

photo credit: in 3D via photopin (license)

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